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2017年12月3日の神奈川全県模試をふりかえって《残り2ヶ月の学習方法》

 中学3年生のみなさんは、中学校での進路面談が終了し、受験する高校をほぼ決めたことと思います。公立高校の共通選選抜入試まであと約2か月間ですが、国・私立高校も、公立高校も、受験する高校はすべて合格する気持ちで学習を進めていきましょう。この時期の学習においては、「過去問」を徹底的に解き進めることを勧めます。公立高校であれば、新しい入試制度になってから5年が経過したので、過去5年間の「過去問」を、1日1教科、すなわち25日間で終了するように解きましょう。その際、わからなかったり間違えたり、あるいはカンで当たったりした問題が大切です。それらの問題は、その単元についての知識が不足していることや、その問題の考え方・解き方が身についていないことを教えてくれます。「解き直し」をきちんと行い、不足している知識を補ったり、考え方・解き方をきちんと理解して、同じような問題が出題された場合に必ず正解できるようにしていきましょう。さらに、問題集などを使って知識が不足している単元の問題を解き、その学習を通して苦手単元の克服を図りましょう。ひととおり終了したら、次には国・私立高校の「過去問」を解いたり、公立高校の「過去問」をもう1回解いたりしましょう。なお、同じ問題を複数回解くことは、その問題や解答を覚えてしまうことにつながり、知識・解法などがより一層身につきやすく、同じような問題に対する正答率が大きく上がります。このような活動を通し、自分自身の学力を見つめ直して自分自身を高めていくことは、みなさんが高校に入学したあとも必ず役に立ちます。やや時間がかかりますが、あせらずにじっくりと、1つ1つ着実に進めていきましょう。

 では、今回実施した神奈川全県模試について、全体的な結果と今後の学習の方向性について以下に記載いたします。是非参考にしてください。

 全体的に正答率が高くなっています。入試に向けての学習をしっかりと積み上げ、入試の形式や時間配分に慣れてきたことが、好結果につながったこととと思います。英語の並べ替え、理科の中1地学分野、社会の日本地理分野や公民分野は、まずまずの結果となりました。一方、英語の英作文、数学の関数、理科の物理分野、社会の歴史分野などは厳しい結果となりました。これらの出題は、単純な知識を尋ねる問題よりも、知識を複合したり思考力や文章表現力を問うものが多く、もともと難度が高くなるように作られていますが、そのような問題に対して正確に答えられるよう、毎日の学習をきちんと進めていきましょう。前述の通り、やや時間がかかりますが、「知らない(忘れてしまった)」「わからない」内容を1つでも多く「覚えた」「理解できた」ようにし、その内容については、どのように出題されても「必ず正答できる」ようにしましょう。

 ここで、今回の正答率がやや低かったものの中から、この時期に復習をしておいた方がよいと思われる単元を中心に、以下に記載いたします。「過去問」など、入試に向けての総合的な問題の演習と並行して、進めていきましょう。

  • 英 語 ... 英作文(教科書に記載されている基本例文は必ず書けるように)
  • 数 学 ... 関数全般(直線や曲線の式が早く出せるようにし、関数の総合的な問題が解けるように)
  • 国 語 ... 小説文や論説文における選択肢を選ぶ問題について、不正解の選択肢が不正解である理由をそれぞれ考える)
  • 理 科 ... 地学分野全般(中1の火山・岩石・地層・地震、中2の天気、中3の天体)
  • 社 会 ... 歴史分野全般(各時代におけるできごとを整理して覚えながら、時代ごとの流れを把握する)

 高校入試は、みなさんにとって1つの通過点に過ぎませんが、絶対に合格することをめざして学習に真剣に取り組むことで、みなさんは精神的にも鍛えられます。1つ1つを着実に理解し、自分自身に定着させていく行動そのものは、みなさんにとって何にも代えられない貴重な経験値として蓄積されていきます。悔いの残らないよう、がんばりましょう。

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