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2019年1月の神奈川全県模試をふりかえって《入試直前対策》

こんにちは。受験生のみなさん。

 いよいよラストスパートです。公立高校の共通選抜入試までの約2週間、また、多くの私立高校や国立高校の入試までの約10日間、行きたい高校の合格に向けて、がんばりましょう。

1月実施の神奈川全県模試についての全体的な結果を含めた、各教科における学習法や心がまえなどに関して
以下に記載いたします。ぜひ、参考にしてください。

《英語》
 英語に触れる機会を多くしましょう。英語は「慣れる」ことが大切です。英文を読み、書き、聞き取り、時には声に出し、さまざまな手段で慣れていきましょう。長文読解は、問題集などでなるべく長い文章を読み、設問の解答になる箇所をすばやく見つけられるよう、文章の意味を早くとらえる訓練をしていきましょう。同じ文章をくり返し読み、理解を深めるのもよいと思います。読むたびにスピードが上がり、単語や熟語をしっかりと覚えることができます。より長い文章で同様の訓練(くり返し読む訓練)をすると、設問の解答になる箇所を見つけるスピードがだんだん早くなります。それと同時に、今回の模擬試験の問2(ウ)の spend(s)~ holidays
や、問4(エ)の anything I can do for youなどの表現も、訓練を積み重ねるうちにどんどん頭の中に入りま
す。また、英作文は、基本となる例文(教科書に記載されている例文)を、中1・中2の例文を含め、すべて書
けるようにしましょう。入試では、絵や文章などで示された状況や文脈をふまえて出題されますが、その際にお
いても基本的な文を応用して書く力が求められていることが多いので、基本的な文を適する内容に変化させて書くことができる力を養っていきましょう。

《数学》
 今回の模擬試験では、計算問題や単問とよばれる問1と問2の正答率がまずまずでした。計算問題はすべて正解するつもりで、多少時間をかけてでも、計算ミスがないよう計算後はすぐに検算をしましょう。平面図形(昨年度の公立入試の問3(ア)にあたる問題)、関数、確率、空間図形では、1問目は確実に正解するようにし、2問目以降で難しいと感じた問題があった場合、ひとまずその問題はあとまわしにして、全体を一通り解いて見直しもしたあとで、再度解くようにしましょう。図形の証明では、何が導かれているのかを読み取り、導くにあたってどのような定理や性質を用いているかを把握するようにしましょう。このことは、「慣れる」しかないので、中2の「合同」、中3の「相似」などの証明問題を、問題集などを利用してどんどん書いてみましょう。平面図形、関数、確率、空間図形、証明などは、解いてまるつけをしたあと、必ず解説を読んで、自分の答えや解き方が正しかったか、あるいは別の解き方があったかなど、正解にたどりつく道筋や解法を、1つでも多く身につけていきましょう。

《国語》
 古文は、まず内容を大ざっぱに理解するようにしましょう。その際、省略されている主語(動作主)や、助詞の「が」「を」などを補って理解するようにしましょう。そして、設問を解き進めながら傍線付近を読み込み、深い理解につなげていきましょう。小説文は、状況を常に把握しつつ、登場人物の心情を理解しながら読み進めていきましょう。設問の解答は、傍線の付近に書かれている、人物の発言、行動、様子などから導けることが多いです。論説文は、ここ数年の公立入試において内容の難しい文章が出題されています。1回目に読むときは、重要であると思える箇所に傍線を引くとともにわかりにくいと思える箇所に波線を引き、2回目に読むときの手がかりを残しましょう。設問が意外と簡単な場合があるので、重要であると思った箇所をつなげて文章全体を理解しておくと、傍線付近の内容も理解しやすくなることがあります。但し、今回の模擬試験の問四(カ)の抜き出し問題のように、ターゲットとなる箇所が探しにくい場合があります。抜き出す箇所は、目立たないがやや重要である箇所である場合が多いです。その箇所がすばやく見つけられるためにも重要な箇所に線を引きながら読み、やや目立たない箇所にも目がいきやすいようにしましょう。問五で出題されている記述問題では、書く苦労を惜しまず、とにかく書いてみましょう。書いてみることで、意外とまとめづらかったり、字数がオーバーしたりすることに気づきます。その気づきが、記述力を高めるチャンスです。書いた答えと模範解答を比べ、何が足りなかったか、わかりやすく書くにはどうしたらよかったかなどを検証することができます。これをくり返していき、記述力を向上させていいきましょう。

《理科》
 今回の模擬試験では、問5で出題された「動滑車」、問8で出題された「月の見え方や南中高度」は、近年の公立入試で出題されている、「資料を含めた深い思考力」「条件や状況を考慮したうえでの科学的思考」を問う問題でした。「この設問の内容であれば必ずこのような結論になると推測できる」という思考が的確にできるよう、思考の道筋が正解にたてられるようにしましょう。そのためには、基本となる知識が非常に大切です。全般的な傾向ですが、中1の学習範囲の知識がやや弱いと思われます。特に、光と凸レンズ・力と圧力(中1物理分野)、気体・水溶液・状態変化(中1化学分野)、火山・岩石・地層・地震(中1地学分野)は、内容をきちんと整理して、どのような展開で出題されても、的確に思考を進められるようにしましょう。また、問1~問4は単問とよばれる問題ですが、深い思考を問うものも出題されます。総合的な問題を解き進めるなかで、各分野における知識や思考力をいかして解く訓練を積み重ね、問1~問4の問題がきちんと解けるようにしましょう。たとえば、中2の物理分野の問題を解いたあとでは、電圧・電流・抵抗の関係、電力や電力量の計算の仕方、磁界における右ねじの法則や左手の法則の考え方、電子の性質などの知識を、どのようにいかせば正解できるのかを常に確認し、正解にたどりつく思考ができるように、その場で復習しておきましょう。地道な作業ですが、いったん覚えると忘れにくくなり、得点が伸びていきます。

《社会》
 地理は、世界地図における緯線・経線の位置、および、時差の計算ができるようにし、それぞれの州における特徴(人々の暮らし、農業、工業、貿易など)をきちんと身につけておきましょう。また、今回の模擬試験においては、問3の歴史がやや厳しい結果となりました。歴史をしっかりと復習しましょう。歴史上のできごとを覚えるときは、そのできごとが起こった時期や時代に必ず結びつけ、その影響やその前後に起こったできごと、さらに、そのできごとが起こった場所も関連付けるようにしましょう。可能な限り、年号(そのできごとが起こった年)も覚えましょう。特に、明治時代以降では状況の変化が早く、1年違えば状況が大きく異なることがあります。公民は、日本国憲法、基本的人権、国会・内閣・裁判所のしごと、市場経済、社会保障、国際連合についてきちんと分類し、整理しておきましょう(例えば、基本的人権に含まれる、自由権・社会権・基本的人権を守るための権利の分類と整理、さらに、自由権に含まれる、精神の自由・身体の自由・経済活動の自由の分類と整理)。表、グラフ、地図、絵、歴史的な文書、写真などの資料を含めて出題されることが多いので、教科書に記載されている資料を一通り確認しておきましょう。

《特色検査(筆記型)》
 あるテーマにもとづいた、深い思考を求める問題が多く出題されます。今回の模擬試験の問2のような、理科系の内容が比較的多く出題される傾向があります。受験する高校の過去6年間の特色検査の問題を必ず解いておきましょう。資料そのものが難解であったり、英文で導入されたりしますが、出題者がどのような答えを求めているのかを考え、その答えを出すためには、資料や文章中のどの部分に注目すればよいのかを探し出す気持ちで取り組んでみましょう。試験時間は60分(横浜緑ヶ丘高校は50分)ですが、時間が足りないことが想定されます。すべてを解かなくても、正解できそうな問題に時間を使い、得点をきちんととることが大切です。出題されるテーマは非常に興味深いものが多いので、そのテーマに関する意見、資料、周辺知識などを、楽しく学ぶ気持ちで臨みましょう。

 外出時には「マスク」を必ず着用し、家に帰ってきたら「うがい」と「手洗い」を必ず実行しましょう(「手洗い」では必ずせっけんを使いましょう)。インフルエンザウイルスやノロウイルスなどは、「マスク」「うがい」「手洗い」だけでほとんど感染しません。また、朝食・昼食・夕食の時間、および、起床・就寝時間を規則正しくし、適度な運動をして体調を常に万全にし、「頭がさえている状態」が長く続くようにしましょう。

 受験生のみなさん、今までに学習してきた自分自身を信じ、入試本番に臨んでください。みなさんの合格を心からお祈り申し上げます。

伸学工房 職員一同

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